自分だけの二拠点生活のベースを見つけよう《八ヶ岳の賃貸で暮らす実体験から》

こんにちは、八ヶ岳と東京の二拠点生活2年目のこめこです!

今回は、どうやって二拠点目の住む場所を見つけていったか、リアルな体験を元にお伝えできればと思います。

 

二拠点目のお部屋探しをする方法、「その前」にやっておくとよいこと、もまとめているので是非参考にしてみてください。

住む場所の見つけ方ー二拠点居住編

 

デューすけ
理想の土地を見つけるのに数か月とか1年とかかけたって人がいるよね?

どんなふうにして住む場所は見つけたの
どのくらいの時間がかかったの?


確かに、(土地を探して)家を建てる方や、一戸建てを探している方は、理想の土地・物件探しをするのにある程度時間が必要になりますね。

信頼できるところを探す手間も出てきます。

>全国180社以上の不動産会社から物件情報を無料で検索

 

わたしたちの場合は、「賃貸でまずは二拠点生活をお試しする」ということを検討していたので、物件としては賃貸の形になりました。

 

実は、その前は土地を購入して家を建てるか、中古の購入も検討していたので、家もかなりの数をみていました。こちらはまた別の機会に記事にしますね。

>注文住宅会社が家づくりに必要な「間取りプラン」「資金計画」「土地探し」を無料でご提案

 

具体的な物件の探し方

一般的には、以下のような形があります。

  • 不動産屋(大手サイト、地元の企業)で物件を検索、契約
    大手サイトや、地元密着型不動産屋さんのサイトで賃貸物件を検索。
    わたしたちは、大手と呼ばれるサイトは常にチェックしてました。Yahoo!不動産もその一つ。
     ⇨Yahoo!不動産
  • その地域の知り合いから、空き物件を紹介してもらう
    知り合いや信用できる人なら貸してもいい、という場合もあるので、「部屋を探しているよ」というアピールも有効。
  • サブスクサービスを利用
    近年盛り上がりを見せている、全国のシェアハウスを数か月や1年単位で借りられるサービスを利用。
  • 自治体のお試し移住に申し込む
    住みたい自治体のホームページにアクセスすると、移住特集ページがあります。(地方で移住に力を入れている場合)
    そこで、一定期間(数日〜数ヶ月)お試し移住できるサービスがあるので、条件を満たす場合は申し込みしてみましょう。
    メリットは、家具付きですぐ暮らせる、料金が安いなど。

わたしたちが部屋を見つけた方法は・・

不動産屋さんに賃貸物件を案内してもらいました。内見しはじめて、決定するまでにかかった時間は、2週間程度。2回目の内見で決定。

1回目はネットに載っていた物件を自分でピックアップして、現地に夫婦で内見をしにいきました。

1日で5件くらい回りましたが、ぐっと心を掴まれる物件はなく、「無理して借りなくてもいいかあ」とその日はそこで内見終了。

その後、東京に帰ってからも、希望の物件の条件をサイトに登録して、空き時間にチェックしていました。

そこで見つけた物件を見て、「これは実際に見てみたい」と思いすぐに電話。翌日にあずさに乗って内見に向かいました。

実際に大家さんにもお会いでき、ここに住みたいなあと実感したので、即決しました。
(家族に一応帰って話をしましたが、内見した時点でここに住むと決めました)

決まるときは決まるな〜というのが正直な感想ですね。不動産は本当に縁です!

他に試した方法

自治体のお試し移住にも申し込みました。希望の市町村のホームページに一定期間、低価格で借りられる家があったので、何回かの書類のやりとりを経て無事借りることに。

ただ、お試し期間の直前に、不動産屋さんで見つけた部屋を2年契約で借りることにしたので、お試し住居の方はキャンセルしました。

家具もついており(こたつまでありました!)、布団さえ自分たちで持っていけばそのまま使えるという便利さです。

探し方は簡単、「〇〇(候補の二拠点自治体の名前)、お試し移住」などでググれば、出てきますよ

使ったサイトなど

大手のSUUMOから、地元の不動産会社のホームページなど、いくつかのサイトを見ていました。

東京であれば、ある程度大手の2、3サイトを見れば、同じ物件がカバーされていますが、地方の場合は、大手サイトを使わず地元の不動産屋さんにしか掲載しない物件も

なので、結構掘り出し物が色んなサイトに散らばっているイメージです。(あくまで私の体感です^^)

物件は本当にタイミングなので、自分がいいなと思った物件で他にも申し込みが入りそうな場合は、迷っても半日くらいで決めるのが良いかと思います!

Yahoo!不動産

不動産屋さんに連絡する”前”に・・これだけはやっておこう

”家を借りる事自体”は、不動産屋さんに内見の連絡をいれればOK。住むと決まったら、審査が始まります。

でもその前に、やっておいたほうがいいことがあります。

部屋を借りようとする地域のホテルやペンションなどに、場所をかえて2回以上泊まり行き、地域の特徴を体感する

ことです。

わたしたちが部屋を決めるまでに、何度も現地に通って、その地域の特徴をみて、この地域に住みたいかを確かめました。

 

デューすけ
2回以上も行くの、面倒じゃない?
だってもうそこに住みたいんでしょ?!

今から住む場所が都会で、ある程度生活インフラや気候が想像できていれば、そこまでしなくていいかと思います。ですが、、、

拠点目は、自分の知らない郊外や田舎であることが多いので、「自然環境」や「自分の生活スタイルに合うか」を体感するには、
地域内に何回か泊まってみて
確かめる作業が欠かせません


個人的には、雪が多い地域に住んだことがなく、それまで車のない生活だったので、二拠点生活をするとなればそういう点も自分に合うか考えないといけなかったです。

また、回数については、多く行くに越したことはないですが、最低2回は行くとよいかと思います。

家を借りたり、購入する決断は一度ですが、その前にできることは沢山ありますよ〜!

二拠点目の候補地に、場所をかえて2回以上泊まりに行くのは必須

わたしたちの場合を例にして、お話します。

わたしたちは南八ヶ岳周辺に狙いを定めて、二拠点生活を始めようとしていました。
ひとくちに南八ヶ岳といってもかなり広大です。

地名だけとってみても、清里、大泉、小泉、小淵沢、富士見、原村、、、など沢山の地域があります。

まずは、良さそうな地域に一泊してみます。
日程が許すならば、もう一泊は別の地域(街)に。これをまた別の機会でやってみると2回です。

わたしたちは、もともとこの地域が好きだったので、場所を変えて5回以上は通いました。

それぞれの地域の特徴を知ると、二拠点生活のベースが決まりやすくなる

複数回泊まりにいくのがよいというのは、同じ地域の中でも、町によって特色が全く違うからです。

 

デューすけ
僕たちが行った八ヶ岳は、かなり場所によって差がある気がしたよ〜

例えば、上に述べた地域のうち、清里だと昔栄えたイメージが強いかもしれませんが、今は駅前も一部を除いて閑散としていて、ちょっと寂しいイメージがしました。

大泉・小泉エリアは、ひとまとめにしてしまうとかなり大きいエリアですが、生活するのに便利で、個人のレストラン・カフェ、スーパーなどもちらほらあります。元々住んでいる方もいらっしゃいますが、移住者の方も多いようです。

小淵沢エリアは、駅の南側やその周辺は地元の住人の方が多い印象ですが、北側にすすむと、別荘地が多いエリアで、移住者の方も多いです。
JRのあずさが停車する駅もあるので、電車で旅行する方はここからスタートする地域ですが、駅前は結構静かです。

富士見は、北杜市のお隣の富士見市ですが、地元の方が多い印象。
ドラッグストアやコープ、生協、洋服屋など、お店などが一通りあります。生活必需品を安く買ったりするには便利ですし、もちろん温泉もあります。

原村は、富士見より北側に位置し、小淵沢駅より車で20分ほどいくとあります。
ここは、移住者の別荘がとても多く、ゆったりとした素敵な家がならんでいます。
原村の生産者市場もあり、夏の休日などは大賑わいです。
(地域の感想は、あくまで個人の意見です^^)

こんな感じで、隣の地域でも特徴が結構違ったりすることがあるので、泊まることで、自分の目で確かめることができますね。

ネットで見つける情報もありですが、やっぱり現地に足を運んで小さな情報を積み重ねていくのが結局は一番早いかと思います

現地に知り合いがいたら、話を聞くのもよいですよね〜。


ちなみに、私たちの場合、当初は夜遅く電車で来る場合も考えて、交通の便のよい場所(駅前)がよいかと考えましたが、『起きてすぐに森の中を散歩したい』という希望が優先順位の上位だったので、駅前ではなくそこを重視しました。

なので、手順としては、こちらがオススメです。

現地に何度か場所を変えて泊まりにいき、周辺をチェック→自分たちにフィットする環境や条件をある程度固める→実際に不動産を探す

 

デューすけ
楽しい作業だよね、何といっても好きな地域に何度も行って調査するんだもんね^^

情報を集めて、自分たちにとってどこが譲れないポイントかな?と考えてみるとよいのではないでしょうか。

二拠点目であるある?「標高」の違いについて

二拠点目は、山に囲まれた場所に住む方も多いかと思います。そこでポイントとなるのは「標高」でしょうか。

八ヶ岳を再度例に出すと、この一帯は『標高差』がかなり大きいです。

このあたりは、標高1000メーター超えの地域から、700メーターくらいの地域まで幅広く物件があります。
冬の日に車で走ると、雪が積もっている地域と、うっすら雪が残っている程度の地域と分かれます。

mountain

 

夏に関しては、標高があまり低すぎると、避暑地だと思って過ごしているのに、意外と暑くて都会と変わらない?という事も!

経験上、800メートルくらいの地域にあるペンションは、夏場も結構暑かったです。
我が部屋は1000メートル超えの場所に借りましたが、それでも日当たりがよいので夏はクーラーなしではキツイです。
(正確にいうと、今までここまで暑くなかったようで、住んでいる部屋にはクーラーがないです・・異常気象が続いていますね)

なので、山の方に二拠点目を儲ける場合は、実際に標高が違うところに泊まってみて、夏の寝やすさや日中の過ごしやすさを確認することが、二拠点目の物件を決めるのに欠かせないですよ。

 

デューすけ
ワンコ連れの皆さんは、周りに散歩できそうな場所もあるか、チェックしてみてね

 

二拠点目の物件を探す前には、事前調査をきっちり楽しくやりましょう〜!

というわけで、二拠点居住者が心の底からおすすめする二拠点のベース探し、ポイントをまとめます。

・地域内でも場所を変えて
・できれば季節も変えて
・最低2回以上は足を運ぶ(=実際にホテルやペンションに泊まる)

好きで選ぶ二拠点目のベースなので、あまり妥協せずに、いいなあと思う点を優先して決めていきたいですね。

都会の生活で疲れた時に、もう一つ別の場所が自然の中にあると、すごくリフレッシュできますよ。

それではまた別の記事でお会いしましょう。

デューすけ
二拠点生活や、八ヶ岳生活で記事にして欲しい内容があれば、コメントくださいワン!

 

small house
最新情報をチェックしよう!